ウルトラハイリリーフ金貨

投資に適していると挙げられる金貨の一つがウルトラハイリリーフ金貨です。これは2009年に114427枚発行されたアメリカの金貨です。発行当時、外国人は購入できず一家庭につき一セットしか購入できないという厳しい条件がつけられていました。

1907年に発行されたEx High Reliefというコインの復刻版で、オリジナルは数枚しか発行されなかったという希少なものです。その価値は4億円とも言われているため、復刻版のウルトラハイリリーフ金貨はデザイン面でも人気があります。

ウルトラハイリリーフにはいくつかの種類があり、通常のタイプ、ファーストストライク、プルーフライク、プルーフライクファーストストライクの順に価値が上がります。ファーストストライクは初回ロット、プルーフストライクは鏡面仕上げのものです。このコインは発行されてからまだ年数が浅いこともあり、今後価値が上がることが予想されています。

また金の純度はフォーナインと呼ばれる非常に高いもので、金としての価値も高いです。出回っているのは鑑定済みがほとんどで、アメリカのPCGS社かNGC社で鑑定されケースに入れられているものを購入すれば間違いはありません。100万円以下で購入できるものが多く、中には50万円を切るものもあるので、初心者にもおすすめな金貨です。

アンティーク金貨

金は希少価値が高く、化学変化に強いことから昔から高額硬貨として使用されてきました。日本でも記念硬貨などの用途で金貨が発行されてきました。収集家、投資家ともに人気が高いのが1600~1930年頃までに発行されたアンティークコインです。

美しさや発行枚数の少なさなどでプレミアがついているため、金自体の価値よりもかなり高額になっています。たとえば、2014年にはアメリカのオークションで、4億7000万円で落札された金貨があります。1787年ブラッシャー・ドブルーンというアメリカ建国後初めて作られた金貨で、現存が確認されているものが7枚しかないというレアコインです。

このような希少価値の高い金貨は、流通していないものであればかなりの価値が付きます。逆にある程度流通しているものであれば相場があり、売買もしやすいです。収集目的で購入しても将来的に売却することもできます。しかしアンティークコインは数が少なく、非常に高額なものが多いため、一般の人が資産として購入するには敷居が高いという面もあります。

たとえば最も美しい金貨として有名なウナとライオン金貨は400枚しか発行されなかったこともあり、未使用品であれば4000万円とも言われます。このような高額なアンティーク金貨は、どちらかというとコレクション要素が強いと言えるでしょう。

資産価値の高い金貨

銀行預金に対する利息がほとんどつかない現在では、資産を現金ではなく価値の下がりにくい物に変えて所持している方が良いと言われるようになりました。現金で持っているメリットはほとんどなく、比較的安全に運用できると言われていた国債も、マイナス金利の影響を受け持っていてもほとんど意味のないものになってしまいました。個人年金などの保険商品もありますが、今は運用が難しいので増やすのは難しいです。では、どのような資産を持っているといいのでしょうか。

優良な資産として知られているのは、不動産や金などです。不動産はそれ自体に価値があるだけでなく、家賃収入などの不労所得を得ることができるため人気があります。一方で何かしらの影響で価値が下がってしまうこともあります。災害などの影響で建物が壊れてしまったり、その地域に人がいなくなってしまったりすれば、収入どころか何の価値もなくなってしまうというリスクもあります。金はそれ自体に価値がなくなるということはありません。貴金属だけでなく電子機器などにも使われ、価値が上がることはあっても大きく下がることはないと言われています。ハイリスクハイリターンな資産が不動産、安定した資産が金と考えても良いでしょう。

金の中でも、ただのゴールドバーよりも金貨の方が将来価値が高くなる可能性が高いです。特に希少価値の高いものであれば、まず損をするということはありません。どのような金貨に価値があるのか、どのように購入したらいいかについて説明します。